夜景が綺麗に見えるとき by yakeinet

以前、夜景を見に行ったけど写真のように綺麗ではなくてがっかりというメールをいただきました。そうじゃないんですよ。夜景はいつ見ても同じように見えるわけではありません。
雨上がりが良いというのは一般的な見方ですが、冬の雨上がりと夏の雨上がりでは違いますし、雨上がりでも数時間後にはもう霞がかってきたり、霧がなかなかなくならなかったりと常に状況というのは変化しています。はっきり言うと、見に行ってみないと分からないというのが本音です。
ただ、なるべく良い状態でみることができる予測はつきます。


遠景と近景

まず最初に、夜景スポットから主となる光源までの距離というのが最初に考えておきたい点です。それに関して大きく分けると遠景と近景がありそれを説明します。


滝沢展望台(300m以上、光源まで20km程度)


経塚山(240m位、光源まで10〜15km)



達磨山(6〜700m、光源まで15〜25km)
遠景(10km〜)
例にあげると達磨山、経塚山、粟ヶ岳、滝沢展望台、太平洋富士見平など標高400m級またはそれ以上の高い山から望む夜景がそれにあたります。標高が高いところは10〜20kmと離れている光源でも角度がとれるため壮大な大地や奥行きを望むことができます。(主となる光源まで20km以上離れてしまうと、角度がなくなってしまい光の線となってしまったり、空気中のチリなどため光を感じることが難しくなります)
日本で一番高い展望室を持つランドマークタワーでは展望フロアは273m、東京タワーでも特別展望台は250mとやはり自然の高さにはかないません。

対象が遠景となる場合は、写真ではうまく再現されませんが、実際はキラキラと光りとても綺麗です。

しかしそれら遠景となる場合は離れていることが仇となり季節や天気の影響が強くでます。遠景となる場合には冬〜春、雨がやんだ後という条件にあったときに行くととても満足できると思いますが、夏など空気が澄んでいないときに行くと「アレッ?」ということも多いかもしれません。



梶原山公園(300m、光源まで5〜10km)


高草山(500m、光源まで5〜10km)
近景(0m〜10km位)
香貫山、岩本山公園、山原、梶原山公園、石巻山展望台などがそれにあたります。街から近く光量がある場合にはあまり季節や天気に関係なくとても綺麗に見えるはずです。
しいて言えば遠景とは逆に空気が澄んでいない時や「もや」がかかっているときなどは、光の乱反射により空が明るくなり「光の海」が楽しめる場合もあります(特に梶原山公園は光量がすごくそれが顕著に分かると思います)。

都市夜景や近景は写真栄えするので、実際に行ってみるよりも写真の方が美しいことがあります。
夜景写真を初めて撮る場合にはこちらから撮ることをお勧めします。また夜景をバックに撮る場合もこの近景の方が綺麗に撮影できます。



季節と天気

遠景と近景で説明したように季節と天気により景色の見え方は変わります。
やはり季節によって行く夜景を変えてみるのが賢いと思います。


まず、冬は空気が乾燥しているので見通しが良く綺麗に見える良い時期ですが、梅雨から秋までの時期は冬〜春には見えていた光が見えなくなり、いまいちと感じるかもしれません。これはたぶん湿度の関係だと思います。
また経済が動いた代償として排気の空気中へ攪拌、チリなどにより見通しが悪くなってきます。それに関しては雨の降った後に空気中のチリが落とされ見通しは回復します。
雨がやんだあとというのは良いには良いのですが、夜景は山から見るスポットが多いですから霧に注意しなければなりません。霧がなくなったあとでないと何も見えません。
雨上がり後も、本当に透き通った空気というのは数十時間が限度です。夜〜次の夜までは一日あり、一日経済が動くとかなり空気が汚れてきます。


  • 遠景がお勧め

  • 近景がお勧め(もやがかかっているときは特に)

  • 天気によりどちらでも

  • 遠景がお勧め(昼間に富士山がはっきりと見える場合には特に)
    満月のときなど富士山から近い場所では月明かりに照らされた富士山も。
    当然山の寒さは厳しいですが、綺麗な夜景は寒さも忘れさせてくれます(それでも寒いときはふたりで暖め合うべし!)。

この季節というのはだいたいの目安です。同じ季節でもその日・天気によってだいぶ変わります。
そのスポットのいちばん良い瞬間というのは、月に2,3日です。その良い瞬間に行けた時にはしっかりと眺めておきましょう。中でも雨上がりに行った滝沢展望台はすさまじく、何回か行った中でも驚きの光量を感じることができました。遠景の場合は透き通った時に行くと 「ここまで見えるの ?」という感じですさまじい光を感じることができますが、これは本当にごくまれな瞬間です。
これは個人的な主観ですが綺麗なときは遠景の方が絶対に綺麗であり、感動します。このページを理解して、一度体験してみて下さい。


時間帯

この時間帯は先の2つの事と比べるとあまり気にする必要はないと思いますが、写真を撮る場合には夕暮れから夜になる時間帯を意識すると山々などもきれいに入ると思います。ただpm10:00位を境に光源の中心となる店の明かりなどが消えていくため、光量は落ちていくと思いますのでそれまでに行くのをお勧めします。

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